生理じゃないのにお腹が痛い!不正出血?!
このような経験がある女性は多いのではないでしょうか?
生理開始日から約2週間後に女性は排卵をします。
卵巣で育った卵胞から卵子が飛び出す際に、卵胞液と血液が流れ出し
腹膜を刺激することで痛みが生じると言われています。
卵巣自体は痛みを感じません。
下腹部がキリキリ鋭く痛む
排卵痛の痛みは生理痛とは少し違って、もっと鋭い痛みがあります。
下腹部がキリキリ、ズキズキ、鋭い痛みを感じる方が多いようです。
排卵時に卵巣を傷つけるため、出血する場合もあります。
出血の量は生理の時より少量で、2〜3日もすればなくなることが多いです。
生理が最近あったから、安全日!と避妊をしないでいると
実は超危険日!ということもありますのでお気をつけ下さい!
産後に多い排卵痛
排卵痛を感じる方もいれば、全く感じない方もいます。
比較的、若い方には少なく、高齢の方に多いです。
特に出産を経験した女性は、産後ホルモンバランスが崩れたり
更年期へ近づいて来てホルモンバランスが乱れることで
排卵痛を感じる方が増える傾向にあります。
著者の勝手なイメージとしては、最後の力を振り絞って
子孫を残そうと卵巣が頑張って排卵している感じです。
排卵痛を和らげるために
では、排卵痛を和らげるためにはどうしたら良いのでしょうか?
①鎮痛剤を飲む
痛みが酷くて日常生活に支障がある時は鎮痛剤を飲んでしのぐのも手です。
ただし、毎回毎回我慢できず鎮痛剤が必要なくらい痛む場合は、
卵巣や子宮の病気かもしれないので、一度婦人科で診てもらいましょう。
②体を温めて良い睡眠を取る
排卵痛の原因は卵巣に傷がついた際に出る卵胞液や出血が原因です。
傷を負った卵巣をリカバリーするためには腰回りを温め
卵巣への血流を促し、良い睡眠で傷を修復することが大切です。
③ピルで排卵を抑制する
ピルは排卵を抑制する働きがあります。排卵が起こらなければ、排卵痛も軽減される訳です。
ピルには子宮内膜を薄くする作用もあるため、生理の出血量を減らすこともでき、
貧血の予防や改善にもなります。
④ヨガや軽い運動、入浴などで骨盤周辺の血行を良くする
骨盤周辺の血行を良くすることが、卵巣の傷の修復を早くします。
腰回りを冷やさず、温めることはとても大切です。
ヨガではパッダコーナアサナや、ウパヴィシュタコーナアサナなど
骨盤周辺や股関節をほぐし血行を良くするポーズが有効です。
排卵痛を感じる方は是非試してみて下さいね♡
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